てぃーだブログ › 探しにくいそば屋の日記 › 野球 › やったぜ!松井!!

2009年11月06日

やったぜ!松井!!


大リーグ、ヤンキースの

松井秀喜外野手(35)が日本選手初のワールドシリーズ最優秀選手MVPに





 大リーグ、ヤンキースの松井秀喜外野手(35)が日本選手初のワールドシリーズ最優秀選手(MVP)に選ばれて幕を閉じた第105回ワールドシリーズ。




 チームを9年ぶりの世界一に導いた男に対し、観客は試合途中から「MVP、MVP」と連呼して、その活躍をたたえた。


やったぜ!松井!!







 9年ぶりの優勝が決まって、松井秀喜はベンチから一直線に同い年でキャプテンのジーターのもとへ走り寄った。大リーグ7年目でついに頂へ到達した。





 あの夏とは、逆だった。92年の甲子園大会。星稜高・松井の名は5打席連続敬遠で全国に広まった。今ポストシーズンは4番ロドリゲス敬遠、松井勝負の場面が度々あった。「おれは(勝負されて)打ってるもん。プレッシャーなんて感じてない」。




世界一へ向けた強い思い。眉を上げて少しムッとした。第6戦も2、5回にロドリゲスが際どいコースを攻められ四球で出塁。2度とも生還させた。





 高校当時を振り返り「おれもおじさんになったな。選手としては、夕方4時ぐらいか?」。シリーズ直前、冗談めかして松井は言った。順風満帆だった巨人時代とは違い、ここ数年は苦難の日々が続いた。06年5月には左手首を骨折した。07年オフに右ひざ、昨オフには左ひざを手術した。





 ここ数年、取材中に一瞬、会話が途切れることがあった。「ひざは大丈夫?」。そう聞くと、「まあ、心配するな。何とかなるから」。オフに何度も聞いた言葉だ。楽観でも悲観的でもない。周囲の不安な雰囲気を、いつもの甲高い声で和らげる。自分にも言い聞かせているようだった。





 尊敬する長嶋茂雄・巨人元監督の教えだけは忠実に守り続けた。一心不乱にバットを振ることが、復調への糸口と信じて疑わなかった。「素振りにこそ打撃のすべてが凝縮されている」。バットが空を切る音に耳を澄ました。





 おかげで復調の兆しが見えた。今季は移籍後、2番目に多い28本塁打を記録。ワールドシリーズの第3戦では、流し打って左翼席へ本塁打を放り込んだ。パワーと技術がないと出来ない離れ業。「おれもまだまだ、いけるね」。うれしそうに話した。そして、日本選手で初めてMVPに輝いた。





 戦いは終わった。しかし、松井にはもう一つの仕事が残っている。ヤンキースとの契約が今年で切れる。残留できるのか、移籍か。松井の考え方はいたってシンプルだ。





 「守備機会にこだわる。ひざをさらに回復させ、もう一度、打撃と守備でプレーしたい」。高校時代からバットを振って、走って体を仕上げてきた。来季はそのプレースタイルにこだわる気持ちがある。それを受け入れてくれる球団はどこかですね。



同じカテゴリー(野球)の記事
英雄の通過点
英雄の通過点(2010-09-24 23:20)

GPSキャッチ!
GPSキャッチ!(2010-03-26 00:43)

小林 繁様へ
小林 繁様へ(2010-01-18 15:21)


Posted by zensoba at 13:33│Comments(0)野球
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 0人
プロフィール
zensoba